暗号化メールサービス「Protonmail」は本日、透明性レポートを更新しました。同社が政府からの支援要請に336件応じたことが分かりました。これは2017年の23件から増加しています。

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政府の要請

これらの要請のうち262件はスイス当局からのもので、76件はスイス当局が承認した要請でした。欧州では、ドイツが昨年19件で最も多く要請を行いました。米国は昨年10件の要請を行いました。

最近のリクエスト

• 2018年1月：ProtonMailを利用した爆破予告に対応していた米国法執行機関から2件の要請がありました。同社は、この事件に関与していたスイスの法執行機関に支援を提供しました。
• 2018年3月：ProtonMailは、セクハラ容疑で告発された政治家に関するオーストリア警察からの要請を受けました。要請はスイスの裁判所によって承認されましたが、ProtonMailはこれを却下し、さらなる情報を要求しました。

• 2018年5月：ProtonMailは、EU加盟国の法執行機関からの要請を受け、差し迫った脅威を伴うテロ行為との関連が疑われるユーザーのアカウントを無効化しました。同社は裁判に出席し、詳細を把握するとともに、適用されるすべての適正手続きが遵守されたことを確認する予定です。
• 2019年1月：ProtonMailは、東欧のEU加盟国からのデータ開示請求が、高官政治家の汚職を告発した内部告発者を不当に標的にしていた可能性があるという証拠を発見した。同社は、スイス検察庁からの支援要請を却下した。

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