iOSのテキスト拡張機能は見過ごされがちな機能のように感じます。多くの人には馴染みがないかもしれませんが、繰り返し行う入力作業をスピードアップできる機能です。
テキスト拡張
メールアドレスや自宅の住所を素早く入力する時などに、テキスト拡張をいつも使っています。「設定」>「一般」>「キーボード」>「テキストの置換」で設定できます。これらの拡張はすべてのデバイス間で同期されます。macOSでは、「システム環境設定」>「キーボード」>「テキスト」で設定できます。
使い方はこうです。右上のプラス(+)ボタンをタップすると、 「フレーズ」と「ショートカット」という2つの入力フィールドが表示されます。ショートカットは フレーズを展開するものです。Appleはデフォルトでいくつかの展開オプションを用意しています。

私が作成した例を以下に示します。
- 「 qq 」と入力すると、自分のメールアドレスに展開されます。
- 「 appt 」と入力すると、「appointment」という単語に展開されます。
- 「 btw 」と入力すると、「by the way」と展開されます。
- 「 e2e 」と入力すると、「エンドツーエンド暗号化」と展開されます。
- 「 iap 」と入力すると、「(アプリ内購入を提供)」と展開されます
- 「 myaddress 」と入力すると、自宅の住所が表示されます。
ご覧の通り、制限されるのはあなたのニーズと想像力だけです。e2eやiapのようなショートカットは、エンドツーエンド暗号化やアプリ内購入を提供するアプリについて頻繁に記事を書く私のようなブロガーにとって非常に便利です。
「myaddress」のような分かりやすいショートカットや、拡張されたフレーズとすぐに結びつくようなショートカットを選ぶと良いでしょう。スペースは使えず、意図的に入力する必要があるものにしましょう。そうしないと、うっかりスペースを入力してしまう可能性があります。
ある時、テキスト拡張の文字数制限を調べようとしました。見つけることはできませんでしたが、フレーズボックスに数百語もの単語を貼り付けることはできました。
さらに読む
[ iOS: SMS 2要素認証コードを簡単に管理する方法]
[ Apple Pencil 3 はズーム用のローリングジェスチャーを搭載する可能性、特許で明らかに]