OS Xの再インストール中にエラーが発生したことがあるかもしれません。原因としては、インターネット接続が不安定、Macのストレージ容量が不足している、Appleのサーバーがダウンしているなどが挙げられますが、ソフトウェア関連の他の要因も考えられます。再インストールエラーの解決策をいくつか調べてみましたので、ぜひお試しください。

OS Xの再インストール中に発生するエラーの5つの解決策

1.リカバリモードからOS Xをインストールする

その名の通り、リカバリモードはMacに内蔵された自己修復システムです。デバイスの問題をチェックしたり、Time Machineから復元したり、オペレーティングシステムをダウングレードしたりできます。

Apple Silicon Macの場合

IntelベースのMacの場合

1. Macを再起動します。
2. Mac が再起動している間に、すぐにCommand + RまたはOption + Command + Rを押してリカバリモードを起動します。
3. 回復するボリュームを選択し、「次へ」をクリックします。

リカバリモードを終了するには、通常どおり Mac を再起動するだけです。

2. MacBookの内蔵キーボードまたは有線キーボードを使用する

Macで外付けのBluetoothキーボードをお使いの場合は、新しいOSを再インストールする間は接続を外してください。その間は、MacBookの内蔵キーボードまたは有線キーボードをご利用ください。

3. ターミナルでMacの日付と時刻を手動で調整する

Macの日付と時刻の設定がAppleのサーバーと同期されていないため、OSの再インストールに問題が生じる可能性があります。システム設定で調整してもうまくいかないため、手動で設定を調整する必要があります。手順は以下のとおりです。

1. Mac をリカバリモードで起動します。
2. ユーティリティからターミナルを開きます。
3. 次のコマンドで日付と時刻を設定します。date (month)(day)(hour)(minute)(year).括弧を必ず削除してください。

   したがって、2024 年 8 月 29 日の午後 6 時は次のようになります。

   
4. Return キーを押します。

4. ディスクユーティリティで起動ディスクを修復する

ディスクユーティリティは、破損したファイル、外部デバイスが正常に機能していない、Mac が正常に起動できないなど、Mac のストレージにエラーがないか確認します。

1. Launchpadから[その他]をクリックします。
   
2. ディスクユーティリティを選択します。
   
3. 確認したいボリュームをクリックし、「First Aid」を選択します。
   
4. [実行]を選択します。
   
5. 「続行」をクリックします。
   
6. First Aid の実行が完了するまでお待ちください。完了したら、「完了」をクリックします。
   
   

5. Macを工場出荷時の設定に復元する

上記の解決策がうまくいかない場合は、Mac上のすべてのコンテンツと設定を消去する必要があるかもしれません。Macを工場出荷時の設定に復元すると、最新のOSアップデートも再インストールされます。

これを行うには、「システム設定」>「一般」>「転送またはリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」に進みます。iCloudやTime Machineにすべてのファイルをバックアップして、引き続きアクセスできるようにしておきましょう。

OSのインストールで問題が解決しない場合は、Appleサポートにお問い合わせください。「リカバリサーバーに接続できませんでした」というエラーを修正するには、こちらのガイドもご参照ください。