Appleは本日、Apple Watchオペレーティングシステムの3回目のメジャーアップデートとなるwatchOS 8.4をリリースしました。先月はwatchOS 8.3がリリースされ、Apple Musicの音声通話プランのサポートが追加されました。watchOS 8.4の最大の修正点は、Apple Watchの充電に関する広範なバグを修正したことで、Series 7ユーザーにとって朗報となるでしょう。
watchOS 8.4をインストールできるデバイス
Apple Watch Series 3以降をお持ちの方は、このアップデートをご利用ください。Series 7をお持ちの方は、多くの方で充電に関する問題を引き起こしていたバグを修正しているため、このアップデートは間違いなくおすすめです。

アップデートをインストールするには、ペアリングしたiPhoneで専用のApple Watchアプリを開きます。次に、「一般」>「ソフトウェア・アップデート」に移動して、新しいソフトウェアがあるかどうかを確認します。すぐに表示されない場合は、定期的に確認してください。アップデートがすべてのユーザーに展開されるまでに数時間かかる場合があります。
アップデートをダウンロードしたら、Apple Watchのバッテリーが50%以上充電されていることを確認してください。アップデートが完了するまで、Apple Watchを充電器に置き、iPhoneの充電範囲内に置いてください。
Apple Watchの充電バグを修正
watchOS 8.4で解決された最大の問題は、Apple Watch Series 7ユーザー向けです。watchOS 8.3で発生したバグにより、サードパーティ製の充電器、場合によってはApple純正の充電器を使用したウェアラブルデバイスの充電に問題が発生していました。そのため、Apple Watchの充電に関する問題の解決策が必要となっていました。
Apple Watchが全く充電されない場合や、数分間充電された後に停止するケースがありました。Appleによると、最新のアップデートで両方の問題が解決されたとのことです。また、iOS 15.3とiPadOS 15.3もリリースされましたので、iPhoneとiPadもアップデートしてください。