Cloudflare の新しい VPN である Warp は、QUIC と呼ばれる Google が開発したインターネット プロトコルを使用してインターネットを高速化すると主張しています。
[ Cloudflare がブラウジングアクティビティのプライバシーを守る新しい DNS サーバーを導入]
クラウドフレアVPN
Cloudflareが1.1.1.1 DNSサービスを開始してから1年が経ちました。同社によると、1.1.1.1の利用は前月比700%増加しており、世界で2番目に人気のパブリックDNSサービスになる可能性があるとのことです。そして今、同社はWarpというVPNサービスも開始しました。
Warpは裏ではVPNとして機能します。しかし、1.1.1.1アプリでは、ユーザーがWarpを有効にすると、DNSクエリの保護と最適化だけでなく、すべてのインターネットトラフィックの保護と最適化が行われます。つまり、WarpはVPNの意味を知らない人のためのVPNと言えるでしょう。

Wiredによると、WarpはTCPの代替として機能するGoogleのQUICプロトコルを使用しているとのことです。QUICはUDPをベースとしており、UDPの信頼性を高めることを目的としており、暗号化接続のサポートが組み込まれています。Cloudflareはまた、WireGuardと呼ばれる独自のVPNプロトコルを開発しており、これは他のVPNプロトコルよりも効率的であると主張しています。
Cloudflare によれば、Warp は 1.1.1.1 のすべてのプライバシー保護を備えるという。
1. ユーザーを識別できるログ データをディスクに書き込みません。
2. 当社は、お客様の閲覧データを販売したり、広告データでお客様をターゲットにするためにそれを使用することはありません。
3. Warpで1.1.1.1アプリを使用するために、名前、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を提供する必要はありません。
4. 当社は、これらの約束を確実に果たすために、定期的に外部監査人を雇用します。
Warp が無料であることや、「製品にお金を払っていないのなら、あなた自身が製品である」という考え方について(私もそうですが)心配しているなら、無料版よりも高速な Warp+ という有料版もあると知れば少しは安心できるかもしれません。
Warpは今後数ヶ月かけて段階的に導入されます。Cloudflareの1.1.1.1アプリで、Warpのご利用開始のお手続きをお願いいたします。Warpはオプションとなり、ご希望であればDNSのみ1.1.1.1アプリを引き続きご利用いただくことも可能です。
[ CloudFlare アプリの代替アプリ]