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ITC、コダックの特許侵害訴訟を棄却
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ITCの審理委員会は以前の判決を支持し、結果としてAppleとRIMは今回の訴訟で貿易法に違反することはなかったと述べた。
コダックは、iPhoneのデジタルカメラプレビューシステムとRIMのBlackBerryスマートフォンが自社の特許を侵害していると主張し、両社にライセンス料の支払いを強制しようとした。
アップルとRIMを相手取った特許侵害訴訟での敗訴は、コダックにとって痛手の一部に過ぎない。同社は連邦破産法第11章の適用という難題を抱えており、画像プレビュー特許を継続的に活用することで、継続的なライセンス契約を通じて更なる収益を上げたいと考えていた。
コダックはまた、この特許を約26億ドルと見積もるポートフォリオオークションに含める計画も立てている。しかし、画像プレビュー特許がなければポートフォリオの価値は大幅に下落する可能性があり、資金難に苦しむ同社にとっては痛手となる。
コダック社はこの判決についてコメントしていないが、同社のアントニオ・ペレス最高経営責任者(CEO)は以前、この特許は同社にとって最も価値のある特許の一つだと述べていた。