iPhone 8、5月に世界で一番売れたスマートフォンに

カウンターポイント・リサーチによると、2018年5月にはAppleのiPhone 8がスマートフォンの売上トップとなった。SamsungのGalaxy S9 Plusが2位、iPhone Xが3位だった。

iPhoneが再びトップに返り咲いたのはマーケティングが一役買った。レポートでは次のように述べている。

カウンターポイント社のMarket Pulseによる最新調査によると、AppleはiPhone 8でスマートフォンの売上世界ランキングで首位に返り咲きました。サッカーワールドカップ開催に先駆けて展開した強力なプロモーション（「iPhoneでの撮影方法」）が、このテクノロジー大手Appleの欧州およびその他の市場における購買意欲を喚起するのに役立ちました。iPhone 8は米国のポストペイドチャネルで堅調な売上を記録しました。

iPhone Xは5月に世界のスマートフォン市場の2.4%を占め、Galaxy S9 Plusをかろうじて上回りました。iPhone Xの世界市場シェアは2.3%で、トップ3の座をめぐる争いがいかに熾烈だったかが分かります。

Appleはこれまで9月頃に新型スマートフォンをリリースしてきた実績があるため、iPhone 8があと1ヶ月間トップの座を維持できるかどうかは注目される。購入者は新型iPhoneを実際に見てから購入を検討するため、8月頃まで待つ傾向がある。少なくともAppleの新型スマートフォンが今秋発売されるまでは、Samsungが優位に立つ可能性がある。