CES – 今まで見たことのない、インターネット接続型のメッセージ配信システム「Lovebox」をチェックしてみてください。簡単に言うと、アプリからLoveboxに送信されたメッセージは、物理的な箱であるLovebox内でのみ閲覧可能になります。人によっては逆説的に聞こえるかもしれませんが、少なくとも私にとってはそうではありません。ロマンチックで、特別な体験です。それでは、その仕組みをご紹介します。

Loveboxは、前面にピクセル化されたハートが描かれた木製の箱で、メッセージを受信すると回転します。これがアナログ通知です。箱の中には、メッセージが表示されたシンプルなドットマトリックスディスプレイがあります。メッセージはアプリから送信されますが、受信者のiPhoneではなくLoveboxに送信されます。回転するハートは音が出ないよう設計されており、回転という視覚的な合図でメッセージを知らせます。

受け取った人は、箱のハートを実際に回すこともできます。すると、Loveboxにリンクされているスマートフォンを持っている人全員のスマートフォンに、ハートのシャワーが降り注ぎます。まさにロマンチック！こちらが同社の動画です。

ラブボックス

これを逆説的な後退と捉える人もいるでしょう。出版前にこの件について話し合った10人からは、実に様々な反応をいただきました。データは少ないですが、見た女性陣は気に入ったり、可愛いと思ったりしました。男性陣は賛否両論で、中には「久しぶりに見たバカげたものだ」と思った人もいました。

私もLoveboxファンの一人です。メッセージが届くたびに特別な気分になれる、とすぐに理解できました。すぐに満足感が得られないからこそ、期待感が高まります。ワクワク感とミステリアスな雰囲気が生まれ、どちらも人間関係を築くのに役立ちます。

Loveboxは2017年10月にKickstarterで既に4,000個のLoveboxを販売し、クリスマス前に無事に配送を完了しました。同社は次のロットの注文を99ドルで受け付けており、配送は2月開始予定です。2個で190ドル、前面に異なるハートをあしらった商品は1つ19ドルで購入できます。