Twitter、知らない人からの@メンションをブロック可能に

Twitter、知らない人からの@メンションをブロック可能に

Twitterは木曜日、ユーザーが知らない人からの@メンションを非表示にできる新しい設定を発表しました。これはTwitterの荒らし行為への対応とみられていますが、修正というよりはむしろ隠蔽工作です。この機能を有効にすると、フォローしていない人からの@メンションが表示されなくなります。

Twitter エクスペリエンスをより適切に制御するための 2 つの簡単な設定。https://t.co/pEJuMUhCYs pic.twitter.com/jmFd0rDoV6

— Twitterサポート (@Support) 2016年8月18日

Twitterの荒らし

Twitterでのハラスメントは、特にコメディアンのレスリー・ジョーンズが人種差別的な発言の嵐に耐えかねて一時的にTwitterを離れたことを受けて、大きな話題となっています。女性やマイノリティ(男女問わず)はしばしばハラスメントや暴力的な脅迫の標的となり、政治活動に携わる人(あらゆる立場の人)にも同じことが言えます。この問題をめぐってTwitterは批判の高まりに直面しており、その根底にあるのは、Twitterが公に表明している表現の自由へのコミットメントです。

嫌がらせをやめよう

同時に、同社はテロリストグループに関連する23万5000件のアカウントを閉鎖すると発表した。また、オリンピックの動画の断片を自動削除するツールも導入した。ブランドを守るのは当然だが、嫌がらせ行為は依然としてほとんど放置されている。

これは、どのソーシャル メディア プラットフォームにとっても難しい状況であり、何が嫌がらせとみなされるかが主観的なため、さらに困難になっています。

トロルの声が聞こえない場合でも、トロルは話しているのでしょうか?

木曜日に発表された新機能は、技術的には「モバイルとtwitter.com」のみを対象としていたが、実際には妥協案と言える。嫌がらせを受けていると感じたユーザーは、知らないユーザー全員をすぐにブロックできるのだ。

しかし、依然として難しい問題が残っています。嫌がらせをする人をブロックできるだけでなく、心を閉ざした人はあらゆる批判や苦情をブロックしてしまう可能性があります。同時に、レイプ、殺害、あるいは個人情報公開の脅迫に気づかなかったからといって、実際に脅迫が行われなかったとは限りません。

いずれにせよ、何がハラスメントに当たるかを決める立場にはなりたくありません。そのような決定に納得する人はほとんどいないでしょう。Twitterの新機能は完璧な解決策とは程遠いものですが、少なくともハラスメントを受けた側が加害者をブロックできるという点では優れています。

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