アップルは、番組「メイク・オア・ブレイク」の初回放送を発表した同日に、同番組の第２シーズンを発表した。

ワールド・サーフ・リーグに関するドキュメンタリーシリーズが、Apple TV+でまもなくプレミア公開されます。「メイク・オア・ブレイク」は、プレミア公開に先駆けてシーズン2の制作が決定しています。シリーズは4月29日に全世界で公開されます。

「成功か失敗か」波乱のシーズン1

このドキュメンタリーは、2020年12月に全6話のシリーズとして制作が発表されていました。当初は、2021年の世界サーフィン選手権ツアーに出場するサーファーたちを追う予定でしたが、COVID-19パンデミックによる混乱のため、番組は中断されました。この度、リニューアル版としてエピソードを追加し、ロックダウンと渡航制限がサーファーたちにどのような影響を与えたかを取り上げます。

Appleのプレスリリースによると、「Make or Break」は「2021年男子・女子WSLチャンピオンシップツアーのエリート残留をかけて競い合うサーファーたちの抱負、挑戦、成果、そして私生活を、親密な視点で深く掘り下げた内容」です。番組では、視聴者を世界中の息を呑むようなサーフィンスポットへと誘います。

全7話構成のファーストシーズンでは、国際的に活躍するサーファーたちが登場します。  「Make or Break」では、ケリー・スレーター、ステファニー・ギルモア、ガブリエル・メディナ、タイラー・ライト、イタロ・フェレイラ、タチアナ・ウェストン＝ウェッブへの独占インタビューもお届けします。

注目すべきは、 「メイク・オア・ブレイク」シーズン2の発表がシーズン1の発表と同日に行われたことです。Appleはシーズン2を制作するのに十分な素材を保有していたかもしれませんが、同時に、このことはAppleがこの番組のヒットに自信を持っていることを示唆しています。

Apple向け番組の制作は、Box to Box FilmsとWSLの提携により実現しました。アカ​​デミー賞およびBAFTA受賞者のジェームズ・ゲイ＝リース、BAFTAノミネートのポール・マーティン、WSL CEOのエリック・ローガン、ライアン・ホルコムがエグゼクティブ・プロデューサーを務めます。

Apple TV+でスポーツの世界を見る

「Make or Break」は、Apple TV+をスポーツの世界へ拡大しようとしているAppleの試みを示すほんの一例に過ぎません。アービン・“マジック”・ジョンソンを追ったドキュメンタリー「  They Call me Magic」は4月22日に初公開されます。Apple TV+はまた、7度のF1世界チャンピオンに輝いたサー・ルイス・ハミルトンの画期的なキャリアを描いた新たなドキュメンタリーの制作も発表しました。さらに、「The Dynasty」は、ニューイングランド・ペイトリオッツにまつわる一連の出来事を記録しています。

「メイク・オア・ブレイク」シーズン1は、4月29日金曜日にApple TV+で世界初公開される予定です。