Apple、OS X 10.7.5でLionにGatekeeperを追加

Apple、OS X 10.7.5でLionにGatekeeperを追加

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| macOS

Appleは水曜日にOS X 10.7.5をリリースしました。このアップデートでは、同社のGatekeeperテクノロジーがLionに初めて追加されました。また、いくつかのバグ修正も含まれています。

Gatekeeperは、Mountain Lionで導入された、Macにインストールできるアプリケーションをシステムレベルで制御する機能です。ユーザーは、AppleのMac App Store(MAS)から入手したアプリケーションのみ、MASから入手したアプリケーションとAppleの開発者プログラムを通じて開発者が署名したアプリケーションのみ、あるいはどこからでも入手したアプリケーションのみを、といった設定が可能です(下のMountain Lionのスクリーンショットをご覧ください)。

ゲートキーパー設定

Mountain Lionのセキュリティとプライバシー、ゲートキーパーコントロールによるセキュリティ設定

設定に「Gatekeeper設定」という分かりやすいラベル、四角*、矢印を付けていなかったら、Appleが「Gatekeeper」と呼んでいるものが何なのか、既に知っている人でなければ全く分かりませんでした。いい加減な説明でしたが、少なくともこれで分かりました。

とはいえ、デフォルト設定は真ん中の「Mac App Storeと確認済みの開発元」です。重要なのは、悪質なアプリをMacから排除することです。AppleはLionにこの機能を追加しました。

10.7.5 アップデートには、次の修正も含まれています。

  • 再起動後にLaunchpadのアイコンが再配置される可能性がある問題を解決しました
  • iMac(2009年後半以降)のWi-Fiの信頼性を向上
  • Spotlight を使用して SMB サーバーを検索する際の問題を解決する
  • Active Directory サーバーへの接続の互換性を向上

Lionをご利用の場合は、ソフトウェア・アップデートでアップデートを見つけることができます。また、Appleのサポートサイトから1.14GBのスタンドアロンインストーラをダウンロードすることもできます。

Apple は、この執筆時点ではまだ公開されていないアップデートに関する、より詳細な KnowledgeBase 記事へのリンクを提供しています。

*ガスリー氏に、あまりにも堅苦しい言い方をしてしまい、申し訳ありません。

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