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WhatsAppは、ブラジルの一部ユーザーを対象に、新たなファイルサイズ制限をテストしています。現在は100MBですが、今回のテストでは最大2GBまでのファイルを共有できるようになります。
iOS向けWhatsAppの最新ベータ版がリリースされました。iOS 15への対応に加え、このメッセージングアプリは新機能のテストも行っています。アルゼンチンで最大2GBのファイル送信を可能にするテストを実施しているとの報道が出ています。現時点では、共有できるファイルサイズは100MBまでです。
現在、この機能はアルゼンチンでのみ利用可能であり、国内のすべてのユーザーが利用できるかどうかは不明です。また、WhatsAppは特定のAndroidベータテスターを対象に、メッセージリアクション機能のテストも行っています。
WhatsApp、新機能のテストを開始
現在、WhatsAppユーザーは100MBまでのファイルしか送信できません。2GBのファイルを送信できるベータテスターの数は不明ですが、Androidユーザーにもこのオプションが利用可能になったという報告があります。WhatsAppの競合であるTelegramは、2020年から2GBのファイル送信を許可していることは注目に値します。
WhatsAppは現在Metaの傘下にあり、同社はアプリ全般に新機能を開発しています。同じくMetaの傘下にあるInstagramも、現在独自の新機能をテスト中です。同社は最近、ブラジルで「親しい友達」機能の派生版である「選択された人」をテストしました。この機能は、ユーザーが自分のストーリーにアクセスできるユーザーを選択できるものでした。ブラジルでの6ヶ月間のテストの後、Instagramはひっそりとこの機能を廃止し、「親しい友達」機能にロールバックしました。
アルゼンチンでのファイルサイズテストに加え、WhatsAppはメッセージングアプリに2つの新機能を導入する準備を進めています。前述のメッセンジャーリアクションと、マルチデバイス互換性2.0です。この新しい互換性オプションにより、ユーザーは複数のスマートフォンで同じアカウントを使用できるようになります。また、iPadアプリも開発中と報じられています。多くのユーザーからiPadアプリの要望が以前から寄せられていました。
EUの新しいメッセージング法
欧州連合(EU)は最近、テクノロジー業界に関する新たな法律を可決しました。その中には、大手テクノロジー企業によるクロスプラットフォーム化の強化を規定する法律も含まれています。これらの新法がMetaのメッセージングサービスにどのような影響を与えるか、注目されます。また、Apple、Android、MetaがEUが制定したニュース関連法にどのように対応するのかも注目されます。