ロイター通信によると、ドイツのゲーム開発者が、GoogleとAppleがApp StoreとPlay Storeから自社のゲームを削除したことを受け、EUの独占禁止当局に苦情を申し立てた。このゲームは、各国政府が定めたCOVID-19対策規則の遵守を促すために開発された。

ミュラー氏は、11月にグーグルとアップルが同氏のコロナ対策ゲームアプリを拒否したことを受け、米IT大手2社が定めたアプリ規則がイノベーションを阻害し、EU規則に違反していると述べた。同規則では、矛盾した、あるいは誤った健康アドバイスを促進することを避けるため、COVID-19関連のアプリは政府の承認を得る必要があるとしている。グーグルはミュラー氏の訴えに対しロイター通信に対し、COVID-19や関連用語に言及するアプリは、公式の政府機関または公衆衛生機関によって公開、委託、または認可された場合にのみ承認すると述べた。アップルはすぐにはコメントしなかったが、COVID-19をテーマにしたエンターテインメントやゲームアプリは許可されないとする3月に発行されたガイドラインに言及した。

要チェック： AppleとGoogleがCOVID-19規則遵守を促すゲームを拒否したことを受け、開発者がEUに苦情を申し立てる