Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)による新たな調査では、Androidから乗り換える人々がどのようなiPhoneモデルを購入しているのかが明らかになりました。レポートのデータによると、iPhone 14とiPhone 14 PlusはAndroidから乗り換える人々の間で非常に人気が高いものの、低価格のiPhoneも依然として人気が高いことが示されています。
CIRPは2023年までに収集された購入データを全体的に見ると、iPhone 14またはiPhone 14 Plusが、Androidから乗り換えたユーザーが購入したデバイス全体の26%を占めていることを発見しました。僅差で2位となったのはiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxで、25%を占めました。一方、3番目に人気のあったスマートフォンはiPhone SEで、Androidに乗り換えたユーザーの12%が購入しており、Androidユーザーの中には予算が少ない人もいることが示されています。iPhone 12のような旧型のiPhoneも普及しており、購入シェアの11%に達しています。下のグラフをご覧ください。

既存のiPhoneユーザーが新しいデバイスを購入するデータを見ると、AndroidからiPhoneに乗り換えるユーザーは、四半期のiPhone購入者全体の10%~15%を占めています。一方、既にiPhoneを所有していてアップグレードするユーザーでは、iPhone 14とiPhone 14 Plusが27%、iPhone 14 ProとPro Maxが約29%を占めています。
このデータは、Androidユーザーが予算に余裕があれば、依然としてフラッグシップモデルのiPhoneに興味を持つ可能性があることを示しています。また、iPhone SEやそれ以前のモデルのような低価格モデルも、Androidから乗り換えたユーザーに人気があることを示しています。何がその要因かはAndroidから乗り換えたユーザー次第ですが、メッセージやFaceTimeといったAppleのサービスは、初めてApple製品に触れるほとんどの人にとって、常に決め手となってきました。