ロンドン – M16の元代表は、英国の5Gネットワ​​ークへのファーウェイの関与は重大なセキュリティリスクをもたらすと警告した。リチャード・ディアラブ卿は、英国は中国の通信大手ファーウェイにネットワークへのアクセスを許可することを再考すべきだと述べた（ロイター通信経由）。

ファーウェイの決定を「再考する」時期

「英国政府には…ファーウェイへの決定を再考する時間がある」と、ヘンリー・ジャクソン協会の報告書の中でリチャード・ディアラブ卿は述べた。「通信とそのチャネルを流れるデータを制御する能力は、社会や他国に対して権力を行使する手段となるだろう」と付け加えた。ディアラブ卿は1996年から2004年まで英国秘密情報部を率いていた。

彼の発言は、ドナルド・トランプ米大統領が、政府に技術ブロック権限を与える大統領令を可決したことを受けて行われた。この大統領令は「国家安全保障に容認できないリスクをもたらす」としている。この大統領令はファーウェイを具体的には言及していないものの、同社を標的としていると広く見られている。さらに木曜日には、オランダのセキュリティ筋が、オランダの大手通信会社のファーウェイ製機器に「バックドア」を発見したとの報道もあった（ロイター通信経由）。