憶測は終わり、発表日が正式に決定しました。Appleは9月7日にiPhone 14と、おそらくApple Watch Series 8を発表する予定です。「Far Out」と名付けられたイベントで、クパティーノを拠点とするこのテック大手は、COVID-19パンデミック以降初となる対面式のiPhoneイベントも開催します。

iPhone 14イベントの日時と場所が確定

Appleの次回メディアイベントは、新型iPhone 14が主な焦点となるでしょう。もちろん、Appleは少なくとももう1つの新製品発表を行う可能性はありますが、秋の初めのイベントでは常にスマートフォンがメインとなります。クパティーノは、「Far Out」イベントを9月7日（水）午前10時（太平洋時間）に開催すると発表しました。世界の他の都市での開催予定は以下のとおりです。

Appleによると、このイベントには対面式の要素も含まれるとのことです。前回のWWDC 2022とは異なり、今回はスティーブ・ジョブズ・シアターで開催されます。WWDCイベントでは、Apple Parkのリング内で招待客が対面で参加していました。

「Far Out」で何が期待できるか

もちろん、イベントのどの程度が対面式で、どの程度がバーチャルで行われるかはまだ分かりません。しかし、Appleが基調講演イベントの準備として、すでに録画を開始していると先日お伝えしました。ティム・クック氏、グレッグ・ジョズウィアック氏、クレイグ・フェデリギ氏など、Appleの幹部や従業員の多くが登壇する予定です。

Appleはイベント中に次世代iPhoneを発表すると予想されています。これにはiPhone 14、iPhone 14 Max、iPhone 14 Pro、そしてiPhone 14 Pro Maxが含まれます。いくつかの不確かな噂はありますが、AppleがiPhone 14 miniをラインナップに加える可能性は低いでしょう。

さらに、Apple Watch Series 8とApple Watch Proの初公開も期待されます。後者はApple Watch Editionの後継機種となり、ウェアラブルデバイス史上最大のアップグレードとなる見込みです。より大型のフォームファクタと耐久性の高いチタンケースを採用することで、エクストリームスポーツに最適なデバイスになるとの噂も広まっています。

さらなる発表が予想される

Appleは9月7日にiOS 16、watchOS 9、tvOS 16のリリース日を発表すると予想されています。これらはおそらく9月12日の週からダウンロード可能になり、iPadOS 16とmacOS Venturaは10月に出荷される予定です。

もちろん、Appleがもう1回秋のイベントを開催するだろうという強い予感も持っています。おそらく10月でしょう。サプライチェーンやその他のリーク情報によると、M2 ProとM2 Maxを搭載した新型Mac、新型iPad 10、アップデートされたAirPods Proなどが発表されるようです。

iPhone 14の発表イベントは、Appleのウェブサイトにアクセスするか、iPhone、iPad、Mac、Apple TVのTVアプリから視聴できます。イベントはAppleの公式YouTubeチャンネルでも配信される予定です。