1Passwordは、ユーザーにとってよくある不安、つまりアカウントのロックアウトに対処するための新機能を発表しました。リカバリーコードが提供されており、マスターパスワードを忘れたり、シークレットキーを紛失したり、2段階認証に失敗したりした場合でも、アクセスを回復できます。
これは、Appleが近日中にAppleデバイス向けの内蔵パスワード管理ソリューション「Passwords」アプリを発表した後に起こった。このアプリは、Vision Prosを含むiCloudキーチェーンとは似ても似つかないものだ。1Passwordは、戦わずして負けることはないようだ。
1Passwordアプリ内で設定できるハーネスベルトのようなものだと考えてください。1Passwordでリカバリーコードを生成する方法は次のとおりです。
- 「アカウントの管理」に移動します。
- アカウントを選択してください。
- 「サインインと回復」に進みます。
- リカバリコードを設定するオプションを見つけます。
- コードを生成します。
- コードを 1Password 自体とは別に安全に保管してください。
リカバリコードがあれば、マスターパスワードやシークレットキーを紛失しても困ることはありません。これらのコードは再利用可能ですが、セキュリティ上の理由から、使用するたびにメールアドレスの確認が必要です。そのため、復旧プロセスはリカバリコードとメールアドレスの確認という2つの別々の手順で行われます。
しかし、それだけではありません。1Passwordは新しいデバイスのセットアッププロセスも公開しました。QRコードでセットアップを行い、元のデバイスで確認することになります。QRコードによるセットアップは現在ベータ版で、今後数か月以内により広範囲に展開される予定です。

リカバリコードと刷新されたセットアッププロセスにより、Appleがパスワードアプリを発表した際に一部の人が考えたように、1Passwordは時代遅れになることはないようです。実際、1Passwordにはあってもパスワードアプリにはない機能がいくつかあります。