旅行中、エンターテイメントのためにHomePodやHomePod miniを持っていきたい時もあるでしょう。しかし、ホテルの客室のWi-Fiは不安定な場合が多く、クルーズ船では高額になることもあります。そのため、インターネットに接続せずにiPhoneやiPadからHomePodにAirPlayで接続したい場合もあるでしょう。これからご紹介する手順に従えば、オフラインでもすぐにプレイリストをHomePodにストリーミングできます。

Bluetooth経由でApple HomePodに接続できますか?

HomePodとHomePod miniの最も顕著な制限の一つは、Bluetoothで直接接続できないことです。デバイスはBluetoothを使用して、音楽をデバイス間で転送し、セットアッププロセスを開始します。

残念ながら、デバイスをスマートスピーカーにペアリングして、普通のBluetoothスピーカーのように使うことはできません。そのため、Apple以外のデバイスとペアリングできないだけでなく、インターネットに接続できないときにHomePodを使いたい場合は、何らかの回避策を講じる必要があります。

ホーム設定を変更すると、インターネットなしでもAirPlayが使えるようになります

回避策は次のとおりです。ホームアプリの設定でスピーカーとテレビの権限を設定し、これらのアクセサリへのより広範なアクセスを許可します。

これで完了です。これらの手順を実行すれば、インターネットに接続していなくてもHomePodスピーカーにAirPlayで接続できるようになります。実際、この回避策を使えば、iPhoneが同じWi-Fiネットワークに接続していなくても、スマートスピーカーにコンテンツをストリーミングできます。

完璧なものなどありませんし、この回避策にも多少の不具合があるかもしれません。もしうまくいかない場合は、全てを正常に接続して動作させるための手順があります。

iPhoneがAirPlayでHomePodに接続できない理由

AirPlay経由でHomePodに接続しようとしても、うまくいかないことがあります。あるいは、設定中に止まってしまうこともあります。

これにはいくつかの原因が考えられます。この問題が発生した場合は、以下のトラブルシューティング手順をお試しください。

HomePodを再起動します

時々、スピーカーが反応しなくなったり、不安定な状態になったりするといった単純な問題が発生することがあります。その場合は、再起動するだけで解決します。

1. iPhone でホームアプリを開き、動作不良の HomePod をタップします。
   
2. 設定セクションまで下にスクロールし、「HomePodをリセット」>「HomePodを再起動」をタップします。
   
3. 数分後、HomePod の再起動が完了し、もう一度試すことができます。

HomePodが最新であることを確認する

iPhoneとHomePodのOSのバージョンが異なる場合、AirPlayが安定して動作しない可能性があります。そのため、HomePodのソフトウェアを定期的にアップデートする必要があります。

1. iPhoneのホームアプリで、 「ハンバーガー」アイコン > ホーム設定をタップします。
   
2. 「ソフトウェア・アップデート」>「アップデートを入手」をタップするか、HomePod の自動アップデートを有効にします。
   
3. アップデートが完了したら、もう一度 HomePod に AirPlay してみてください。
   

インターネットがダウンしているときでも、デバイスでAirPlay体験を楽しむ

この回避策は、オフラインでもiPhoneからHomePodに音楽をストリーミングするのに便利です。しかし、それだけではありません。Apple TVをお持ちの方は、ホームアプリの「スピーカーとテレビ」セクションでこの機能に気づいたかもしれません。

そうです、iPhoneにダウンロードしたコンテンツをApple TVにストリーミングすることもできます。外出先で映画やテレビ番組を見たい時など、外出先ではほとんどインターネットに接続できない時に最適なオプションです。