OS X Lion がリリースされたことで、Mac の便利ツールボックスに新たなテクノロジーがいくつか加わりました。その一つである Launchpad は、好き嫌いが分かれるという点で、独特なカテゴリーに属しています。

「嫌い」というのは少し極端かもしれませんが、ほとんどの「技術通」はLaunchpadをあまりにも単純化しすぎて価値がほとんどないか全くないと酷評しています。現実は、Appleが彼らのニーズに応えていないだけなのです。彼ら自身で十分に対応できるのですから。

Launchpadは、Appleの現在および将来の顧客層の大多数、つまり、とにかくすぐに使い始めて、手間をかけずに作業を完了したい典型的なMacユーザーをターゲットにしています。さらに重要なのは、彼らはiOSのインターフェースに既に慣れている可能性が高いこと、そしてLaunchpadはiOSデバイスのホームページを模倣していることです。

つまり、LaunchpadはMacに、あらゆるデバイスで統一されたユーザーエクスペリエンスを提供する馴染みやすさをもたらします。アプリケーションアイコンのページ、トラックパッドを使ったページ間のスワイプ、フォルダの作成、フォルダやアプリアイコンの削除など、様々な操作が可能です。Launchpadには、アイコンが揺れる「揺れる」機能まで搭載されています。その結果、Launchpadは多くのMacユーザーにとって非常に便利なものとなっています。

Lion と Mountain Lion の両方で最大限に活用するためのヒントをいくつか紹介します。

Launchpad画面のカスタマイズ

Launchpadは一般的にアプリケーションランチャー と呼ばれています。デフォルトでは、DockにあるアイコンからLaunchpadにアクセスできます。そうです、Launchpad自体がアプリケーションであり、アプリケーションフォルダ内にあります。

Launchpad を開くと、iOS デバイスのホームページに表示されるものと同様に、アプリケーションアイコンが並ぶ画面が表示されます。アプリを起動するには、アイコンをポイントし、トラックパッドを 1 回タップするか、マウスを 1 回クリックするだけです。

Launchpadページには最大35個のアイコンを配置できます。システムの「アプリケーション」フォルダ（およびホームディレクトリの「アプリケーション」フォルダ）内にあるアプリケーションまたはアプリケーションエイリアスのみがLaunchpadに読み込まれます。「アプリケーション」フォルダ内にフォルダを作成し、そのサブフォルダ内にアプリケーションを配置すると、それらのアプリケーションがLaunchpadに表示されます。Mac上の他の場所にアプリケーションがある場合は、「アプリケーション」フォルダにそのエイリアスを配置すると、Launchpadに表示されます。

Launchpad のページがアイコンで埋め尽くされるにつれて、ページ数が増えていきます。ページ間を切り替えるには、トラックパッドで2本指で水平にスワイプするか、マウスをドラッグします。キーボードのCommand キーを押しながら左矢印キーと右矢印キーのショートカットキーを使用することもできます。複数のページがある場合は、画面下部に1つまたは複数の太い点が表示され、現在どの Launchpad ページを表示しているかが視覚的に示されます。

フォルダ