2分で読めます
| ヒント

Appleは、2025年9月9日に開催された「Awe Dropping」イベントで、初のクロスボディストラップを発表しました。ハンズフリーでiPhoneを持ち運びできるソリューションとして、アクセサリラインナップを拡充しました。59ドルで販売されるこのストラップは、高品質なリサイクル素材とマグネット式調整システムを採用し、利便性と安全性の両方を求めるユーザーをターゲットにしています。
価格と販売状況
Appleはクロスボディストラップを59ドルに設定しました。これは、同社のアクセサリ製品としては多くの人が予想していたよりも低い価格です。予約注文は2025年9月12日午前8時(米国東部夏時間)に開始され、一般販売は2025年9月19日に開始されます。お客様はApple.com、Apple Storeアプリ、およびApple直営店でご購入いただけます。
設計と構築

ストラップは100%再生PET糸を使用し、しっかりと織り上げられた構造で耐久性と快適性を実現しています。Appleは、体に沿って自然にフィットするよう設計しました。幅0.47インチ(約1.1cm)、厚さわずか0.08インチ(約2cm)のスリム設計で、肩への負担を軽減します。重量は30グラムと軽量ながらも、毎日の使用に耐える十分な強度を備えています。
Appleは、耐湿性と紫外線安定性を高め、色あせを防ぐ撥水ナノコーティングを施しました。カラーバリエーションは、ブラック、ライトグレー、ブルー、ライトブルー、パープル、シエナ、グリーン、ネオンイエロー、タン、オレンジからお選びいただけます。
磁気調整システム
Appleの重要な特徴は、マグネット式調整機構です。ストラップはポリマーコアに12個のネオジム磁石を内蔵し、長さ調整時にしっかりとした位置合わせを実現します。ステンレススチール製のスライダーが磁石の上を移動し、片手でスムーズに調整できます。長さは108cm(42.5インチ)から208cm(81.9インチ)まで、0.4インチ単位で調整可能です。
このシステムにより、iPhoneを支えているときでもストラップの緩みを防ぎ、張力を維持できます。また、歩行、サイクリング、写真撮影などの素早い移動も可能にします。
取り付けと互換性
クロスボディストラップは、ステンレススチール製のアンカーループが一体化されたApple純正ケースが必要です。MagSafeは使用しません。対応デバイス:
- iPhone 17 シリコンケース付き(49ドル)
- iPhone 17 ProおよびPro Max(TechWovenケース付き、59ドル)またはシリコンケース付き、49ドル)
- iPhone Air シリコンケース付き(49ドル)またはバンパーケース付き(39ドル)
Appleは、iPhone 17および17 Proのクリアケースにはアンカーループがなく、互換性がないことを確認しました。
耐久性とケア
Appleは、ストラップの引張強度を11ポンド(5kg)、耐摩耗性を50,000回と評価しています。お手入れ方法には、中性洗剤で手洗いし、自然乾燥することが推奨されています。磁石は、位置ずれを防ぐため、平らにするか軽く巻いた状態で保管してください。
スマートフォン用のクロスボディストラップは、ヨーロッパやアジアで既に人気があり、サードパーティ製のストラップは10ドルから300ドル以上の価格帯で販売されています。Appleの59ドルのストラップは中価格帯に位置し、低価格帯の競合製品よりも優れた品質を備えながらも、高級品のような価格設定を避けています。
環境への取り組み
クロスボディストラップは、Appleの2030年カーボンニュートラル目標の達成に貢献しています。再生PET糸を使用した構造により、バージンプラスチックと比較して、ストラップ1本あたり推定3リットルの原油を削減できます。パッケージには、FSC認証の再生紙と大豆由来のインクを使用しています。
保証
Apple は、材料および製造上の欠陥に対する 1 年間の限定保証を提供します。