物事が「うまくいかない」とき(Mac版写真)

物事が「うまくいかない」とき(Mac版写真)

Dr. MacのRants & Raves
エピソード#412

先週末、息子が婚約したので、出席者が写真をアップロード(ダウンロード)できる共有フォトアルバムを作りたいと思いました。これは写真アプリ(そしてそれ以前のiPhoto)で何度も使ったことがあり、いつもうまくいきました。

しかし今回はそうではありませんでした。

大失敗

いつものように Mac の写真アプリで共有アルバムを作成しましたが、そこに写真を追加しようとすると、「選択したアイテムを共有アルバム「She Said Yes」に追加する際にエラーが発生しました」という警告が表示されました。

何度か試してみましたが、同じ警告が表示され続けました。そこで、アルバムを削除し、新しい共有アルバムを作成して写真を追加してみましたが、同じエラーメッセージが表示されました。

ローカルフォトライブラリファイルに問題があるかもしれないと思い、CommandキーとOptionキーを押しながらフォトアプリを起動して修復を試みました。ライブラリを修復するウィンドウが表示されたら、「修復」ボタンをクリックしました。7万枚近くの写真と動画が保存されているライブラリの修復と再構築には時間がかかることは経験上分かっていたので、一晩放置しました。

その間、iPhoneの写真アプリで共有アルバムを作成してみることにしました。しかし、写真を追加しようとしたところ、「共有できません。共有の準備中にエラーが発生しました。しばらくしてからもう一度お試しください。」という警告が表示されました。

後ほど、さらに新しい共有アルバムを作成してもう一度試してみたところ、「投稿できません。投稿の準備中にエラーが発生しました。後ほどもう一度お試しください。」という少し異なる警告が表示されました。

問題は iCloud か Apple のサーバーにあるのかもしれないと思いましたが、Apple のシステム ステータス ページには問題は報告されていませんでした。

それから事態は本当に奇妙になった

翌朝 Mac に戻ると、新たな、さらに不吉な警告が見つかりました。「写真ライブラリが移動中か、利用できないか、データが破損しているため、写真アプリを終了する必要があります。」

写真を再起動すると、「ライブラリを開けませんでした。写真はライブラリを開けませんでした。」という残念なメッセージが表示されました。

ライブラリファイルのバックアップは取っていたものの、最初からやり直すのが賢明だと判断しました。そこで、Optionキーを押したまま写真アプリを起動し、新しいライブラリファイルを作成しました。「システムフォトライブラリ」(写真アプリの環境設定の「一般」パネル)として指定し、「オリジナルをこのMacにダウンロード」と共有アルバム(写真アプリの環境設定の「iCloud」パネル)をオンにしました。iCloudから7万枚近くの写真をダウンロードするのに時間がかかることは分かっていたので、そのまま寝ました。

朝、Macをチェックしたら、さらに奇妙なことが起こっていました。残念ながら、空き容量が足りません。来週は、スリリングな結末とそこから学んだ教訓をお伝えしますので、ぜひご覧ください。

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