iPhoneアーティストのシャーロット・プロッジャーがiPhoneで制作した映画でターナー賞を受賞

iPhoneアーティストのシャーロット・プロッジャーがiPhoneで制作した映画でターナー賞を受賞
シャーロット・プロジャー「ドットの列」

シャーロット・プロッジャーのiPhoneフィルム「ブリジット」の静止画

ロンドン発 ― アーティストのシャーロット・プロッジャーが、iPhoneで撮影した映像作品で権威あるターナー賞を受賞しました。展示された映像は、スコットランドの田舎でゲイとして育った彼女の経験を綴ったものです。

シャーロット・プロジャー「ドットの列」
シャーロット・プロッジャーのiPhoneフィルム「ブリジット」の静止画

プロッジャー:iPhoneは私の延長

火曜日、スコットランド出身のアーティスト、プロッジャー氏がロンドンのテート・ブリテンで行われた授賞式で、2018年のターナー賞を受賞しました。受賞賞金は2万5000ポンド(約31万9000ドル)でした。プロッジャー氏はiPhoneを用いて、映画『ブリジット』『ストーニーモラン・トレイル』を制作しました。『ブリジット』は32分間の作品で、電車の窓から撮影したものや、日記を読んでいる様子など、短い映像が組み込まれています。この作品は、他の最終候補アーティストの作品とともに、テート・ブリテンのターナー賞展に展示されました。

アーティストは、iPhoneを使う理由について「使いやすさと、外出先でも使えるから」だと説明した。iPhoneはまるで自分の一部になったような感覚だと彼女は語った。「私にとって、iPhoneにはすべてが詰まっているんです」と彼女は付け加えた(ガーディアン紙より)。

シャーロット・プロッジャーがターナー賞を受賞した
iPhoneの映画制作者シャーロット・プロッジャーが権威あるターナー賞を受賞した

iPhoneの「奥深い」活用法

テート・ブリテン館長で審査委員長のアレックス・ファーカーソン氏は、プロジャー氏の作品は「これまでの美術界で見てきた中で、iPhoneカメラのようなありふれたデバイスを最も深く活用した作品」だと語った。

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