
TSMC、iPhone 8向けA11チップの生産を開始
MediaTekは、AppleがiPhone向けモデムチップの供給契約を締結するかどうかを注視している。AppleはこれらのチップにおけるQualcommへの依存を縮小したいと考えているものの、MediaTekとの契約締結はまだ決定していない。

DigiTimesによると、Apple と MediaTek は、技術開発、製品ロードマップ、コラボレーション計画などの重要な詳細について合意に達することができなかったようだ。
両社が契約を締結した場合、MediaTekのチップは2019年まで新型iPhoneには搭載されないことになる。
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両社が巻き込まれている特許使用料争いを考えれば、クアルコムを排除することは間違いなくアップルにとって喜ばしいことだ。アップルは、スマートフォン特許に対するクアルコムの使用料率が高すぎるため、両社は法廷で争っていると主張している。
Appleは、iPhone向けモデムチップの供給を一部Intelから調達することで、Qualcommへの依存を減らしてきた。Appleは最終的にMediaTekと契約を結び、Qualcommからの調達量をさらに削減する可能性が高い。