WWDC 2020: macOS Big Surはプラットフォーム史上最大のデザイン変更

WWDC 2020: macOS Big Surはプラットフォーム史上最大のデザイン変更

macOS Big Surには、デザインとSafariにおいてここ数年で最大の変更がいくつか含まれています。デザイン言語はiOSを踏襲しつつ、Mac独自のUI要素もいくつか維持されています。macOS Big Surに今後追加される機能の一部をご紹介します。

デザイン

先ほども言ったように、デザインはiOSを彷彿とさせます。Appleが言うように、「ウィンドウの角の曲線から色や素材のパレットに至るまで、すべてが洗練され、新機能によってさらに多くの情報とパワーが提供されます。」

必要なときにボタンとコントロールが表示され、トップ メニューは半透明になり、iOS コントロール センターが追加され、通知センターが再設計されました。

サファリ

Safariはこれまで以上に高速化され、プライバシーも向上しました。Appleのデータによると、ページの読み込み速度はChromeと比較して平均で最大50%高速化されています。画面に表示されるタブの数が増え、スタートページをカスタマイズできる機能、ファビコン、開いているタブの識別機能、ウェブサイトのプライバシーレポート機能なども搭載されます。

メッセージ

macOSとiOSのメッセージが連携されました。検索機能の向上、会話のピン留め、メッセージエフェクト、ミー文字、グループメッセージ機能(メッセージへの返信、相手の名前を入力してメッセージを送信する機能など)が提供されます。

地図

Appleマップは、Look Aroundで場所の360度ビューを確認したり、レストランや公園のカスタムガイドを作成したり、企業から厳選されたガイドを作成したりなど、旅行計画を立てるためのより充実した機能を提供しています。自転車のオプションや電気自動車の充電ステーションも表示されます。

開発者ツール

開発者は、アプリ内購入やアプリのサブスクリプションにファミリー共有機能を提供できます。また、WebExtensions API により、他のブラウザから Safari に拡張機能を簡単に導入できます。SwiftUI はより多くの場所で使用され、開発者は環境設定ウィンドウなどのカスタム機能を追加できます。

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