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昨日報じられた、AppleによるソーシャルマッピングサービスWazeの買収の噂は誤りです。元記事を掲載したTechCrunchとCNET は新たな情報筋に取材を行い 、両社は過去に非公式な協議を行っていたものの、買収に関する合意は成立しておらず、買収が近いとの以前の報道は誤りであることを確認しました。
「これは(合意に至らなかったという)噂ではありません。合意などありません。少なくとも今のところ、そして近い将来においても」とTechCrunchは続報で説明した。
CNETもこの噂に関して情報筋から次のような話を聞いた。
Appleの動向に詳しい情報筋はCNETに対し、WazeがAppleに買収されるという報道は完全に「捏造」だと語った。この情報筋はCNETに対し、AppleはWazeを買収する計画はなく、現在両社間で協議は行われていないと述べた。
当初の噂では、独立系情報筋が両社が合意に近づいていると報じていました。Appleは批判を浴びているモバイルマッピング事業を強化するため、Wazeの買収を検討しているとのことでした。噂によると、残る唯一の争点は価格であり、Appleは総額5億ドルを提示し、Wazeは7億5000万ドルで応じているとのことでした。
しかし、新たな、そしておそらくより信頼できる情報筋によると、上記の交渉はいずれも実際に行われておらず、Appleは近いうちにWazeを買収する予定はないとのことだ。ただし、12月初旬にRabobank Internationalのアナリスト、ハンス・スロブ氏が推測したように、Appleが依然として地図サービス企業TomTomの買収に関心を持っている可能性は残る。
この記事の執筆時点では、Apple も Waze も噂やその撤回について公にコメントしていない。
Shutterstock の協力を得て作成されたティーザー グラフィック。