AppleはiOS版GarageBand 2.3をリリースしました。これは、レコーディングソフトウェアにシーケンサー、サウンドライブラリ、そして新しい楽器を追加する重要なアップグレードです。GarageBandはmacOSとiOSで無料でダウンロードできますが、今回のアップデートはiOSのみに対応しています。
GarageBandビートシーケンサー
ビートシーケンサーは、まさに昔ながらのドラムマシンと言えるでしょう。GarageBandのドラムセットをベースとしています。ユーザーは「Appleがデザインした12種類のドラムキット(それぞれ独自のサウンドと25種類のビートパターンを備えています)」から選択できます。音符はシーケンス内の四角形をタップすることで演奏され、ループとして簡単に重ねることができます。完成したビートは、楽曲に直接組み込むことができます。こちらがAppleによるビートシーケンサーのデモビデオです。
GarageBand 2.3 for iOS ビートシーケンサー デモビデオ
GarageBandサウンドライブラリ
iOS版GarageBandにサウンドライブラリが追加されたことで、Appleがデザインしたループやインストゥルメントをプレビューおよびダウンロードできるようになりました。Appleは長年にわたり充実したループとライブラリのカタログを保有してきましたが、ここ数年、追加コンテンツはあまり充実していませんでした。今回の発表では、新しいパックが利用可能になるとユーザーに通知が届くようになると述べられており、この状況が変化しつつあるようです。
新しいGarageBandタッチインストゥルメント
最後に、AppleはiOS版GarageBandに新しいTouch Instrumentsを追加しました。日本の琴と太鼓(下の写真はiPhone Xで撮影したもの)、そして中国の古筝が含まれます。また、ポップ、ソングライター、ラテンスタイルにそれぞれ3人ずつ、さらにロックとオルタナティブスタイルに3人ずつ、計6人の新しいドラマーも追加されました。

前述のとおり、iOS 版 GarageBand は無料です。