2016年も終わりに近づき、今年を振り返って振り返るのは良いことです。Appleにとって今年は忙しい一年でした。Appleユーザーとして、私もiOSとmacOSの今年のアップデートを目の当たりにすることができました。今年使ってみて気に入ったアプリを3つご紹介します。
暗号機
Cryptomatorは、クラウドに保存するファイルを暗号化するオープンソースソフトウェアです。MegaやSpiderOakなどの暗号化クラウドストレージプロバイダーとは異なり、クライアントサイドで動作します。Cryptomatorは、ファイルを クラウドにアップロードする前に暗号化します。Google Drive、iCloud Drive、Dropbox、OneDriveで利用できます。

iCloud Driveはすでに暗号化されていますが、個人的にはこのアプリを使う方が安心です。Cryptomatorには、Windows、macOS、Linux用のデスクトップアプリもあります。
このiOSアプリは4.99ドルと少し高価だと思う人もいるかもしれませんが、小規模な開発チームを支援し、同時にデータの安全性も確保できます。App Storeからダウンロードしてください。
RNIフラッシュバック
iPhoneでよく写真を撮り、いくつかの編集アプリを使っています。その中で興味深いアプリを見つけました。RNI Flashbackです。RNI(Really Nice Images)は、このアプリを「写真加工における非常に科学的な実験」と呼んでいます。このアプリの主な特徴は、フィルムエミュレーション、つまりデジタル化以前の写真の雰囲気を再現することです。

同社は独自の方法でこれを実現しています。実際のフィルムデータを用いて、色処理時にフィルムの層がどのように混ざり合うかをシミュレートするのです。他の編集アプリとは異なり、あらかじめ定義されたフィルターはありません。ボタンをタップするだけで仮想の「化学物質」がランダムに変化し、無限のバリエーションを生み出すことができます。
RNI Flashbackは3.99ドル。Instagramで写真を目立たせるのには十分価値があります。App Storeからダウンロードしてください。
好奇心
新しいことを学ぶのが好きな方は、Curiosityのアプリをチェックしてみてください。毎日、「最も興味深い」と判断されたランダムな事実が表示されます。美術、歴史、数学、科学など、幅広い分野を深く掘り下げることもできます。

一見すると、それぞれの画像に事実が記されているのが分かります。スワイプを続けることも、それぞれの事実に付随する記事を読むこともできます。多くの場合、そのテーマに関するYouTube動画も提供されています。
このアプリは朝一番にチェックするものの一つで、ちょっとした雑学を学ぶのが大好きです。何より、Curiosityは無料なので、App Storeでぜひチェックしてみてください。