アップルは、中国から一部を移転し、インドでのiPhone生産を増強する計画だ。アップルの幹部らがインド政府関係者と会談したと報じられている。

iPhoneの製造が中国からインドへ移行
インドでの生産は、既存の請負業者であるウィストロンとフォックスコンによって行われる可能性が高い。政府高官はインドの新聞「エコノミック・タイムズ」に対し次のように語った。
アップルは生産連動インセンティブ(PLI)制度の恩恵を受け、契約製造業者のウィストロンとフォックスコンを通じて主に輸出向けに最大400億ドル相当のスマートフォンを生産すると予想されている。
インドでの製造拠点への移転は、インド政府が提供する財政的インセンティブが動機となっているようだ。また、Appleにとって、大規模だがまだ比較的未開拓の市場への容易なアクセスも可能となるだろう。
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