AppleがiCloud+にカスタムメールドメインを追加して以来、これまではウェブサイトから設定する必要がありました。Appleは、少なくともその機能の大部分を設定アプリに統合するようです。iOS 15.4 beta 1を詳しく調べたところ、このサービス用の新しい設定パネルが見つかりました。

カスタムメールドメインとは何ですか?

この機能により、iCloud+加入者は自身の個人ドメイン名でメールサービスを利用できるようになります。例えば、私のドメイン「jeffbuttswriter.digital」のメールをiCloudに移行できます。ドメインごとに最大3つのメールアドレス、個人ドメインは最大5つまで使用できます。

iCloud+をファミリー共有グループと共有している加入者は、同様にメールドメインも共有できます。その後、ファミリー共有グループのメンバーは誰でもドメインを追加し、共有するかどうかを選択したり、そのドメインのメールアドレスを管理したりできます。

iOS設定でドメインメールを管理する

iPhoneまたはiPadからサービスを管理するには、設定アプリを起動します。次に、画面上部のApple IDをタップし、「iCloud」>「iCloudメール」>「カスタムメールドメイン」に移動します。

すでにカスタムメールドメインを設定している場合は、ここで管理できます。これには、ドメイン設定の完了、メールアドレスの追加、カスタムメールドメインの削除が含まれます。

新しいカスタムメールドメインを追加することもできます。ただし、現状では、iCloudのウェブページでいくつかの手順を完了するために、最終的にはブラウザに切り替えてプロセスを完了する必要があります。もちろん、セットアップ中にドメインホスティングプロバイダーのメール設定を変更するために、いずれにせよブラウザに切り替える必要があるでしょう。

このサービスの恩恵を受けられるのは誰ですか?

これは、独自のドメイン名をお持ちで、メールの設定やアクセスを簡単にしたい方にとって非常に便利な機能です。Google DomainsやWorkspaceなどの他のサービスでは、メールユーザーごとに料金が発生しますが、ここではそうではありません。

iCloud+では、このサービスがサブスクリプションに含まれています。月額0.99ドルの50GBストレージプランにご加入いただいている場合でも、iCloud+のサブスクリプションメンバーとして、カスタムメールドメインをご利用いただけます。