Safari 10では、Flashをインストールしながら、どのサイトにFlashを認識させるか(またはアクセスさせるか)を制御できます。多くのユーザーにとって、これはFlashを有効にすることと、すべてのサイトをインストールしないことの間の最良の妥協点となるでしょう。その方法をご紹介します。
フラッシュは最悪だ
Flashがひどいのは誰もが知っていますが、それでもまだ使っているウェブサイトがあります。そして、時にはそういうサイトが必要になることもあります。まるで、人生の偉大な神秘がブラウザに大きく刻まれているようです。
このヒントの鍵は、Flashの公開範囲を広く制御することです。これにより、Flashのセキュリティ問題への露出が制限され、ユーザーが明示的に許可しない限り、サーバーがFlashコンテンツを送信しようとしなくなります。
例えば、TicketmasterはFlashを使用しています。テストマシンにはFlashがインストールされていますが、Safari 10のプラグインコントロールを使ってTicketmasterにFlashが表示されないようにしています。下の写真のように、TicketmasterはFlashについて不満を漏らしています。

セットアップ
このヒントはSafari 10.xで使えるものです。以前のバージョンにもこの機能はありますが、見た目が少し異なります。ここでは現在のバージョンでの設定方法に焦点を当てています。
まず、以下に示すように、 「環境設定」>「セキュリティ」>「プラグイン設定…」>「Adobe Flash Player」に移動します。

「ほかのWebサイトを訪問するとき」を「オフ」に設定してください。そうすることで、他のすべてのサーバーからHTML 5コンテンツが利用可能な場合に送信されます。開いているサイトの中からFlashプラグインの使用を許可するサイトを選択してください。Safariは次回訪問時にこの設定を記憶します。
現在、Ticketmaster にアクセスすると、以下に示すように、同社のインタラクティブな座席表が表示されます。
