Facebookは暗号通貨プロジェクト「Libra」の規模を縮小している。世界を支配する金融システムを目指すのではなく、新たな目標はそれほど野心的ではない。Apple Payのように、従来の法定通貨の上にレイヤーとして機能していくことになる。

リブラ協会は、スイス金融市場監督局（FSA）から決済ネットワークの規制承認を得るためのプロセスを開始したと発表した。世界中の当局の承認を得るため、同局は20カ国以上の規制当局からなる「カレッジ」と連携している。協会は、システムを年内に稼働させることを依然として目標としていると述べた。

Facebookにとって良い動きだった。Libraには強い反対が常に存在することが分かっていたからだ。政府と協力する側面もあるかもしれないが、政府の資金に手を出すことはない。そして、結局のところ、PayPal、Google Pay、Apple Payといったサービスと競争できる手段であることに変わりはない。

要チェック： FacebookがLibraを縮小し、法定通貨に紐づける