データブローカーのAcxiomがティム・クックのプライバシー法制定の呼びかけを支持

データブローカーのAcxiomがティム・クックのプライバシー法制定の呼びかけを支持

大手データブローカーのアクシオムは、ティム・クックCEOが最近呼びかけた連邦データプライバシー法の制定を公に支持した。同社は、米国もEUのGDPRのような法律を導入すべきだというアップルCEOの見解に賛同すると述べた。また、消費者透明性に関する議論において、米国議会と連携していると述べた。

EUプライバシーウェーブ

国家プライバシー法への支持

アクシオムは声明の中で、「GDPRが欧州連合に規定しているような、米国における国家レベルのプライバシー法を支持する」と述べた(BusinessInsider経由)。クック氏は木曜日にタイム誌に掲載された記事で、こうした法整備を提唱した。

クック氏は記事の中で、「有意義で包括的な連邦プライバシー法」の導入を訴えた。アクシオム社はまた、複数の州法ではなく、米国全体で単一のポリシーを導入することを望んでいると述べた。

データプライバシーに関する議論に参加

アクシオムは、クック氏のデータブローカー・クリアリングハウス設立の要請を全面的に支持したわけではない。しかし、同社はデータプライバシー問題について「米国議会との協議に積極的に参加している」と述べ、消費者に対して「長年にわたり自主的に透明性を提供してきた」と付け加えた。

また、クック氏が記事で言及した「シャドーエコノミー」の一部であるという主張も否定し、「エコシステムにおける悪質なプレイヤーを根絶する必要があることには同意しており、アクシオムのデータプライバシー影響評価(DPIA)プロセスにより、疑わしい企業との取引を回避しています」と述べた。

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