「カット、コピー、ペースト」の生みの親、伝説のアップル社員ラリー・テスラー氏が74歳で逝去

「カット、コピー、ペースト」の生みの親、伝説のアップル社員ラリー・テスラー氏が74歳で逝去

本日、Appleコミュニティに悲しいお知らせがあります。長年Appleに勤務したラリー・テスラー氏が2月17日、74歳で亡くなりました。

ラリー・テスラー

ラリー・テスラーのテクノロジー業界での50年間

テスラー氏は1980年から1997年までApple社に勤務しました。1945年ニューヨーク生まれ。スタンフォード大学でコンピュータサイエンスを学びました。数々の輝かしい経歴の中でも、私たちが日常的に使っているカット、コピー、ペースト機能を発明したことは高く評価されています。AppleNetおよびAppleの先端技術グループ担当副社長として、LisaやNewton MessagePadといったプロジェクトに携わりました。しかし、テスラー氏が足跡を残したのはApple社だけではありません。50年以上にわたり、テクノロジー業界で幅広い経験を積んできました。輝かしいキャリアの中で、Amazon、Yahoo!、23andMe、MINEといった企業で活躍しました。また、ARM社の共同創業者として、Apple社からのスピンオフ交渉や初代CEOの選出にも尽力しました。テスラー氏はコンサルタントとしてキャリアを終えました。

Cult of Macにテスラー氏の訃報全文が掲載されており、一読の価値があります。著者のルーク・ドロムヘル氏は、著書『Apple革命』の中でテスラー氏にインタビューを行っています。

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