ファイルをOS Xターミナルウィンドウにドラッグしてパスを取得し、編集する

ファイルをOS Xターミナルウィンドウにドラッグしてパスを取得し、編集する

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| macOS

OS Xの最も便利な機能の一つは、Finderからターミナルウィンドウにファイルをドラッグしてパスを確認できることです。ファイルが編集可能な場合は、ドラッグする前にエディタコマンドを入力できます。

ターミナルでテキストファイルを編集しようとしているとしましょう。まず思いつくのは、cdシェルコマンドを使ってファイルまで移動することでしょう。そして、次のように入力します。

$ vi ./ファイル名.txt

しかし、OS Xの素晴らしい点の一つは、GUIとUnixの統合です。作業中のディレクトリ(フォルダ)のFinderウィンドウを既に開いている場合は、ファイルアイコンをターミナルのコマンドプロンプトにドラッグするだけで済みます。例えば、Perlスクリプトarea.plを編集したいとします。まず、ターミナルプロンプトで「vi」(またはお好みのエディタコマンド)と入力し、ファイル名をカーソルまでドラッグするだけです。以下のようになります。

出来上がり!Finderのアイコンがターミナルのテキストパスに魔法のように変換されます。あとはReturnキーを押してファイルを編集するだけです。

また、この文字列(Unixパス)はターミナルから直接コピーして、他の場所に貼り付けることができます。論文や記事を書いているときにパスが非常に長く、タイプミスのリスクなく正確なパスをコピーしたい場合に便利です。上記の例では、パスを選択してコピーし、まさに今書いているこの記事に貼り付けました。

/Users/john/プログラミング/Perl/area.pl

もちろん、 OS X Finderでファイルへのパスを確認する方法はたくさんありますが、これはコピー&ペーストしやすいように修正するのに便利な方法です。また、コマンドラインで非常に長い(または似たような)名前のファイルを複数編集する場合、特にオートコンプリートがあまり役に立たない場合は、コマンドラインでフルネームを入力するよりもアイコンをドラッグする方が速く、エラーも少なくなります。

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