Appleのサプライヤーは、2019年後半に最大7500万台のiPhoneの部品生産準備を開始したと報じられています（ブルームバーグニュース経由）。この数字は、iPhoneの需要が安定していることを示唆しています。

3つの新しいiPhoneモデルの準備

最新iPhoneは9月に発売される見込みです。アジアのサプライヤーは、3種類の異なるモデルのスマートフォン向け部品を準備していると報じられています。必要に応じて、8,000万台分の部品を供給できるよう生産を増強する可能性があると報じられています。これは、昨年の売上減少の後、市場が安定していることを示唆しています。

ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ジョン・バトラー氏とボヨン・キム氏は次のようにコメントしている。

世界のスマートフォン市場とともにアップルの成長はより循環的になり、鈍化しており、売上を伸ばすにはiPhoneのアップグレードに依存するようになっている。

「AppleがiPhoneの価格を大幅に引き上げることができないことが、成長を抑制している」と彼らは付け加えた。さらに、「中国市場における競争の激化と米国との貿易戦争による弱体化は依然として問題だ」