皆さんはどうか分かりませんが、私は計測単位の変換をかなり頻繁に行う必要があります。アメリカの計量単位からメートル法への切り替え、カップとオンスの換算など、ほぼ毎日です。iOS 16の、ほとんど隠れた便利な新機能が、その変換を楽にしてくれます。もうすぐiPhoneで、数字をハイライトするだけで計測単位の変換ができるようになります。

埋もれていても簡単に見つけられる測定単位の変換

テキストをハイライト表示できれば、iOS 16では簡単に計測単位の変換ができます。デモのために、メモアプリに入力してみました。この機能は、テキストをハイライト表示できるアプリであればどれでも使えます。つまり、ウェブブラウザ、メールアプリ、さらにはFacebookアプリでも使えます。

換算したい単位をハイライトしたら、ポップアップ表示されるコンテキストメニューの右向きの記号をタップしてください。数ページ先までタップする必要があるかもしれませんが、最終的には換算結果が表示されます。距離、体積、温度、質量、重量など、様々な単位に対応しています。米ドルからユーロへの換算も可能です。

ご覧の通り、iOS 16は華氏を摂氏またはケルビン温度に問題なく変換します。ポンドからグラムやキログラムへの変換も問題なく、その逆も同様です。驚くべきことに、時速マイルから時速キロメートル、さらにはメートル毎秒への変換も問題なく機能します。

「3フィート」という単位をメートルに換算できます。ただし、フィートを綴る必要があります。この機能は現在、その単位のアポストロフィ（ ' ）ショートカットを認識しません。

一方、「12フィート」は認識され、メニューには3.66メートルの変換が表示されます。インチからメートルやセンチメートルへの変換も同様です。「12インチ」または「12in」をハイライトすると、変換結果が表示されます。

測定単位の 2 文字のショートカットを使用する場合は、数字と単位の間にスペースを入れてはいけないことに注意してください。

まだ（願わくば）改善中の機能

現時点では、これらの変換結果をコピーして他の場所に貼り付ける方法はありません。また、認識されない一般的な計測方法もいくつかあります。これはまだ2回目の開発者向けベータ版であることを考えると、Appleが今後この機能を改良し、より便利にしてくれることを期待しています。