2011年にリリースされたMac OS X Lionで、Appleはユーザーのライブラリフォルダへの容易なアクセスを廃止しました。確かに善意に基づいた変更ではあるものの、長年のMacパワーユーザーにとってはフラストレーションの元となりました。ライブラリフォルダにアクセスしたり、非表示を解除したりする回避策はいくつかありましたが、どれもすぐに理解できるものではなく、簡単なものではありませんでした。
幸いなことに、最近のMacオペレーティングシステムでは作業が簡単になりました。Appleはユーザーのライブラリフォルダをデフォルトで非表示にしていますが、チェックボックスを1つオンにするだけで復元できます。
macOS Sierra でライブラリ フォルダを再表示するには、Finder を起動して、ユーザーのホーム フォルダに移動します ( Finder のメニュー バーから [ 移動] > [ホーム]を選択するか、キーボード ショートカットShift-Command-Hを使用して、ユーザー フォルダに直接移動することもできます)。

ホーム フォルダーを開いた状態で、 メニュー バーから [表示] > [表示オプションを表示]に移動するか、キーボード ショートカットのCommand-Jを使用します。

「表示オプション」ウィンドウの下部にある「 ライブラリフォルダを表示」というボックスにチェックを入れ、左上の赤い閉じるボタンでウィンドウを閉じます。これで、ホームフォルダ内にライブラリフォルダが表示されます。前述のオプションのチェックを外しない限り、このフォルダはそのまま残ります。

多くのMacユーザーはライブラリフォルダにアクセスする必要がありません(Appleがデフォルトで非表示にしているのはそのためです)。しかし、実際には、ライブラリフォルダへのアクセスを必要とする便利なメンテナンスやトラブルシューティングタスクが数多くあります。ライブラリフォルダを初めて使用する方は、「 ライブラリフォルダにアクセスすべき6つの理由」をご覧ください。