ショートカットの個人的な自動化機能から通知が届くのはいつもイライラします。それに、ショートカットを実行するたびに通知が来るのもまた、面倒です。iOS 15.4ベータ版で非常にありがたい変更点の一つは、ショートカットからの自動化通知を過去のものにできるようになったことです。
自動化通知に関する説明
ここで私が言及しているのは、ショートカットアプリのパーソナルオートメーションから通常受け取る通知です。これらは、特定の条件下で自動的に実行されるように設定されたショートカットです。例えば、アラームをオフにしたとき、特定の時間になったとき、特定の場所を離れたときなどです。
これらの通知は、iPhoneに指示した通りに静かに動作させ、ユーザーが操作しなくても済むようにしたいという理由だけでも、特に煩わしいものです。とはいえ、通知をオンにしておきたい人がいるのも理解できます。自動化が確実に実行されたことを確認したいのであれば、通知を受け取るのは良いことです。
iOS 15.4ベータ版での設定の変更点
iOS 15.4 ベータ2以降、オートメーション通知の受信の有無を選択できるようになりました。さらに便利なのは、オートメーションごとにこの選択ができることです。ジムに到着したらショートカットを実行したことをiPhoneに知らせてほしい、あるいは朝アラームを止めた後にもう一度通知が来て消したくない、といった状況も考えられます。

Appleがこの変更を設計している方法から判断すると、ユーザーにはその自由が与えられることになります。各パーソナルオートメーションには、通知の有効/無効を切り替えるトグルスイッチが用意されています。変更するには、「ショートカット」>「オートメーション」に移動し、パーソナルオートメーションを選択します。下部の「実行前に確認」のみが表示されていた部分に、 「実行時に通知」という新しいトグルスイッチが表示されます。これをオフにすると、自動ショートカットが実行されても通知は表示されなくなります。
現時点では、これはパーソナルオートメーションにのみ適用されます。通常のショートカットやホームオートメーションには影響しません。通常のショートカットの通知を無効にする回避策はありますが、必ずしも機能するとは限りません。