トランプ大統領は、欧州、カナダ、メキシコからの金属輸入に関税を課すことで、事実上、中国をはじめとする国々との貿易戦争を開始した。これらの国々は米国の貿易戦争に対抗しており、中国は牛肉、鶏肉、タバコ、自動車といったアメリカ製品に注力している。

ティム・クック氏は、Appleが巻き添え被害に遭う可能性を懸念している。先月、彼はホワイトハウスを訪れ、米国からの厳しい措置によってAppleの中国における立場が脅かされる可能性があると大統領に警告した。ニューヨーク・タイムズ紙は次のように報じている。

米中間の貿易とテクノロジーをめぐる対決において、アップルとクックCEOは失うものが大きすぎる。中国国内に41店舗を展開し、数億台ものiPhoneを販売しているアップルは、中国においてこれほど成功し、知名度が高く、そしてこれほど大きな標的となっているアメリカ企業はほとんどないと言っても過言ではない。

要チェック：アップルは米国貿易戦争の巻き添え被害を受ける可能性がある