アップルは火曜日、ノキアの最高顧客担当責任者であるアシシュ・チョウダリー氏をインド事業の責任者として採用したと発表した。チョウダリー氏は2019年1月に東南アジア担当マネージングディレクターのマイケル・クーロン氏からその職を引き継ぐ。

ノキア、幹部の退任を発表
ノキアは、エコノミック・タイムズ・オブ・インディアへの声明の中で、幹部が「15年間の成功の後」退任することを確認した。
ノキアは、「チョウダリー氏は引き続きカスタマーオペレーションを率い、2018年末までノキアグループリーダーシップチームのメンバーとして留まります。その後、ノキアを離れ、別の会社でリーダーの地位に就く予定です」と付け加えた。
本稿執筆時点では、Apple からこの採用に関する発表はない。
チョウダリー氏は53歳で、インドのデリーに在住しています。テクノロジーと通信業界で25年のキャリアを積んでいます。ヒューズ・ネットワーク・システムズでソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタートし、2003年12月にノキアに入社しました。ノキアでは、アジア中東アフリカ地域責任者やグローバルサービス事業部門責任者など、様々な役職を歴任しました。
インドに焦点を当てる
チャウダリー氏の採用は、巨大なインド市場におけるアップルの地位強化への意欲を示している。インドではテクノロジーに精通した中流階級が拡大しているにもかかわらず、アップルは低価格帯の競合他社との競争に苦戦している。
土曜日、Appleはタイに初となる直営店をオープンしました。同社はインドでも同様の展開を検討しています。しかし、AppleInsiderが指摘しているように、同国における調達基準をクリアする必要があるとのことです。「政府当局は、Appleが様々な製品を単一ブランドの直営店で販売できるよう、例外措置を検討しているが、具体的な合意は未だ得られていない。」
クーロン氏は2017年12月より、他の職務と並行してインドにおけるアップルの事業を率いてきた。これはサンジェイ・カウル氏の退任に伴うものだ。