Apple Payがチェース銀行ATM16,000台で利用可能に

チェース銀行は現在、ほぼ16,000台のATMでApple Payに対応しており、顧客はクレジットカードやデビットカードをATMに挿入することなく現金を引き出すことができます。水曜日に発表されたこのアップデートにより、ユーザーはiPhoneまたはApple WatchをATMの専用読み取りスポットにかざすだけで取引を開始できます。

このシステムでは、ユーザーは実際のカードを使用する場合と同様に、アカウントのPINを入力する必要があります。Apple Payを使用すると、財布からカードを取り出す手間が省け、スキマーデバイスによってカード番号が盗まれるリスクも軽減されます。

Apple Payは、クレジットカードやデビットカードをiPhoneやApple Watchに連携させるAppleの非接触型決済システムです。このプラットフォームは、カード番号や個人情報が取引中に共有されないため、実際のカードを使用するよりも便利で安全です。デバイスで認証後、決済端末にかざして決済を完了するか、ATMの場合は現金引き出しを開始します。

チェースは2016年にATM端末をApple Pay対応にアップグレードし始めた。バンク・オブ・アメリカも同年、ウェルズ・ファーゴも2017年にApple Payの追加を開始した。チェースの本日の発表は、ATMでのApple Payの展開がほぼ完了したことを示している。