Apple、Apple TV+オリジナルコンテンツ専用プレスサイトを開設

Apple、Apple TV+オリジナルコンテンツ専用プレスサイトを開設

Appleは、Apple TV+コンテンツ専用のプレスサイトを開設しました。これは、Appleが制作したオリジナルコンテンツを月額4.99ドルで提供するApple TV+の11月1日開始に先駆けた動きです。さらに重要なのは、エンターテインメントに対する報道ニーズと、テクノロジー大手の報道ニーズが異なるという現実を象徴している点です。

公平を期すために言うと、テクノロジー大手とメディア企業の境界線はますます曖昧になっています。それでもAppleは、エンターテインメント系メディア(そして他の誰もが)が、Mac、iPhone、子供たちのプログラミング学習など、テクノロジーにまつわる雑多な情報に煩わされることなく、Appleのオリジナル番組(Apple Originals)に関する情報だけを入手できる専用のスペースを確保しました。

Apple TV+ プレスサイト

Appleが買収・制作中の番組は他にも多数あることは周知の事実ですが、現在Apple TV+のプレスサイトに掲載されている番組は15本です。Apple TV+が11月1日にサービス開始される際には、そのうち8本が公開される予定です。

各番組をクリックすると、放送日、主演者、ジャンル、出演者とスタッフ、番組を制作したスタジオ、予告編やその他のビデオ、番組の静止画、その番組のメディア連絡先など、番組の詳細が表示されます。

私はこれまで、Appleがこれまでとは大きく異なる企業へと成長し、ますます多くの市場に進出していることについて、語り、書いてきました。Appleの製品ラインは、世界有数の企業価値を誇るどころか、その300分の1の規模を誇る企業にしては、依然として極めて小規模です。エンターテインメント業界向けのプレスサイトを立ち上げたことは、このことを最も明確に示している例の一つです。

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