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| ハウツー

ご存知ない方のためにお伝えすると、Appleは2017年にiPhoneのメモアプリにスキャン機能を導入しました。それから6年、この機能は多くのiPhoneユーザーとiPadユーザーに広く利用されています。もしかしたら、これまで使ったことがなく、書類をスキャンしたいのに専用のスキャナーがないという方もいるかもしれません。さて、ついにiPhoneの古き良きメモアプリを有効活用する時が来ました。iPhoneやiPadで書類をスキャンする方法を、この記事でご紹介します。
iPhoneやiPadのメモ機能を使って文書をスキャンする方法
メモアプリにこの機能が導入されたことで、iPhoneやiPadを使った書類のスキャンがこれまで以上に簡単になりました。書類をスキャンする準備ができたら、以下の手順に従ってください。
所要時間: 1分
Notes アプリを使用してドキュメントをスキャンするには、次の手順を実行する必要があります。
- iPhone または iPad でメモアプリを開きます。
- 新しいメモを作成します (または既存のメモをタップします)。
- 画面下部(またはキーボードの上)にあるカメラボタンをタップします。

- [ドキュメントのスキャン]をタップします。

- スキャンしたい文書をカメラのビューに合わせます。
- アプリがドキュメントを自動的にスキャンしない場合は、シャッターボタンをタップします。
- [保存]をタップします。
スキャンした文書は新しいノートとして保存されます。ここからマークアップを追加したり、署名したりして、他の人と共有できます。これについては後ほど説明します。さて、まずは文書スキャンに関する次の重要な点、つまりPDFへの保存に進みましょう。
スキャンした文書をPDFに保存する方法
iPhoneやiPadで書類をスキャンする方法を学んだら、次はそれをPDFに保存する方法が気になるでしょう。手順は書類をスキャンするのと同じくらい簡単です。
- スキャンした文書をタップします。
- 右上隅の共有ボタンをタップします
- PDF を共有または保存するアプリまたは場所をタップします。
簡単ですよね?では、スキャンした文書を他の人と共有したい場合はどうすればいいでしょうか?その手順も簡単です。
- スキャンした文書をタップします。
- 右上隅の共有ボタンをタップします。

- ドキュメントを共有したい人またはアプリをタップします。
- スキャンしたドキュメントを PDF で共有します。
マークアップと署名を追加する方法
前述の通り、iPhoneまたはiPadで書類をスキャンした後は、メモアプリのマークアップツールを使って書類を編集できます。これらのツールを使えば、書類の一部をハイライトしたり、手書きのメモを追加したり、一部を切り取ったり移動したり、テキストボックス、図形、矢印などの様々な要素を追加したりできます。
- スキャンした文書をタップします。
- [マークアップ]をタップします。

- 「+」アイコンをタップします。
- [署名を追加]をタップします。
- 署名を描いてください。

- [完了]をタップします。
結論:メモアプリは便利なツールだが、その価値が十分に評価されていない
iPhoneやiPadのメモアプリでできることは、書類のスキャンだけではありません。メモアプリは便利で強力なツールであり、その価値は十分に認められています。しかし残念ながら、Appleの他の内蔵アプリほど注目されていません。
メモアプリの便利な機能の一つにスキャンツールがあります。これがあれば、市販のスキャナーを購入する必要がなくなるかもしれません。あるいは、もっと手軽な方法をお探しなら、Adobe Scanのようなアプリを使えば、テキストを自動認識して文書を瞬時にPDFに変換できます。