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2012年2月15日午前8時29分（東部標準時）| iOS

AllThingsDに提出された声明の中で、Appleは許可なく連絡先データにアクセスすることは既にApp Storeのガイドラインに違反していると述べました。しかし、違反の有無に関わらず、位置情報サービスの場合と同様に、開発者が個人の連絡先データベースにアクセスする前に許可を得ることを義務付ける変更（おそらくiOS自体の変更）を行う予定であるとAppleは発表しました。その声明は以下の通り。

ユーザーの事前の許可なく連絡先データを収集または送信するアプリは、当社のガイドラインに違反します。お客様の利便性をさらに向上させるため、位置情報サービスと同様に、今後のソフトウェアリリースでは、連絡先データへのアクセスを希望するアプリはユーザーの明示的な承認が必要となります。

このニュースが最初に注目を集めたのは、ソーシャルネットワーキングアプリ「Path」がユーザーのアドレス帳を自社のサーバーにアップロードしていたというものでした。同社はこのニュースによって巻き起こった論争に対し、迅速に対応し、アプリを自主的に変更して許可を取得し、古い連絡先データベースを削除しました。

iPhoneやiPadでこの機能が利用可能になったことに注目が集まる中、多くのアプリが同様の機能を備えていることがすぐに発覚しました。この分野におけるAppleの統制不足は批判され、プライバシー擁護団体は警鐘を鳴らしました。

Apple の声明と、App Store ガイドラインの差し迫った変更は、状況を改善し、ユーザーが自分の連絡先情報を管理できるようにする上で大いに役立つはずです。