デフォルトでは、MacBookは蓋を開けたり充電器を接続したりすると自動的に電源が入ります。この機能は便利ですが、必ずしも理想的とは言えません。修理中や掃除中など、Macの電源をオフにしておきたい場合には、面倒な作業になることがあります。幸いなことに、AppleはApple Silicon搭載MacBookの蓋を開けても電源が入らないようにする方法を導入しました。このガイドでは、その手順を説明します。
MacBookの蓋を開けた時に電源が入らないようにする方法
注記
以下の手順は、Apple Siliconを搭載した新しいMacBookにのみ適用されます。IntelベースのMacBookでこの手順を実行する場合は、sudo nvram AutoBoot=%00ターミナルを使用する必要があります。
所要時間: 5分
Appleのドキュメントには、Apple Silicon搭載MacBookの蓋を開けた時や電源に接続した時に電源が入らないようにするためのターミナルコマンドが別途記載されています。以下の手順に従ってください。
- Apple メニュー>この Mac についてに移動して、macOS Sequoia 以降を実行していることを確認します
。
- Macでターミナル を 開きます。Finder >アプリケーション > ユーティリティにあります
。
- ターミナルにこれらのコマンドのいずれかを入力し、Returnを押します。
- 蓋を開けたり電源に接続したりするときに起動しないようにするには:
sudo nvram BootPreference=%00 - 蓋を開けたときだけ起動を防止したい場合:
sudo nvram BootPreference=%01 - 電源に接続しているときのみ起動を防止するには:
sudo nvram BootPreference=%02 - 管理者パスワードを入力し、Returnキーを押します。
(ターミナルでは入力したパスワードは表示されません
)
注記
これらの変更を元に戻し、蓋を開けたときや電源に接続したときに自動起動を再度有効にしたい場合は、sudo nvram -d BootPreferenceターミナルを開いて Return キーを押します。