BGMに2度ゲスト出演した天体物理学者アンドリュー・フリードマン博士が41歳で死去

BGMに2度ゲスト出演した天体物理学者アンドリュー・フリードマン博士が41歳で死去

アンドリュー・フリードマン博士によるバックグラウンドモードについて

アンドリュー・フリードマン博士

Mac Observerのポッドキャスト「Background Mode」に2回もゲスト出演し、大変好評を博したアンドリュー・フリードマン博士が逝去されました。博士はカリフォルニア大学サンディエゴ校の天体物理学・宇宙科学センターに在籍されていました。

フリードマン博士の初登場は2019年4月でした。私たちは、若い頃にSF小説に触発されて宇宙学者、つまり宇宙の起源と発展を研究する人になった経緯について語りました。博士は、Ia型超新星の観測によって天体物理学者が宇宙の膨張速度を測定できるようになったことなど、自身の研究テーマについて語ってくれました。ポッドキャストはこちらです。

[宇宙学者アンドリュー・フリードマン博士へのTMOバックグラウンドモードインタビュー]

2019年12月に2度目の出演となったフリードマン博士と私は、科学と宗教の間にある、一見不自然な対立について語り合いました。この対立の原因のいくつかを考察し、適切な視点から見れば、両者は実際には対立していないことを示しました。科学と宗教双方における信仰、ゲーデルの不完全性定理、神の存在の証明、神とは何かという様々な見解、謙虚な姿勢でこの問題に取り組むこと、そして聖書が科学の教科書として機能し得ない理由などについて考察しました。ポッドキャストはこちらです。

[宇宙学者アンドリュー・フリードマン博士(#2) – TMOバックグラウンドモードインタビュー]

フリードマン博士は7月10日にサンディエゴで亡くなりました。享年41歳でした。

彼の生涯と科学界への影響についての詳細は、サンディエゴ ユニオン トリビューン紙に掲載された優れた記事をご覧ください。

カール・セーガンに影響を受け、「アンディ」は天体物理学を取り巻く大きな哲学的問いを探求することに決して抵抗がなく、それは私との2回のポッドキャストにも表れていました。たとえ短い間でも、彼と知り合えたことは光栄でした。

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