
iFixitによるHomePodの徹底的な分解
iFixitはHomePodを分解してAppleが内部に何を詰め込んでいるのか調べようとしましたが、それは決して簡単な作業ではありませんでした。スマートスピーカーを開けるには金ノコが必要だったため、自分で修理するのは無理だと言えるでしょう。

HomePodはApple初のワイヤレススマートスピーカーです。A8プロセッサ、7つのツイーター、6つのファーフィールドマイク、そしてハイエクスカーションウーファーを搭載しています。スピーカーは部屋の設置場所に合わせて自動的に適応し、オーディオ出力を向上させ、1台でステレオのようなサウンドを実現します。
iFixitはこれらすべて、そしてそれ以上のものを発見しましたが、その前にHomePod本体を物理的に破壊する必要がありました。まず、布製のメッシュの外皮を切り裂き、次に内側の本体をノコギリで切断する必要がありました。AppleがHomePod内部に非破壊でアクセスする秘密の方法を持っている可能性はありますが、今のところそれはまだ謎です。
iFixitは、既に判明している部品に加え、ウーファーのチューニング用と思われる追加マイクと、診断用と思われる14ピン接続ポートを発見しました。HomePodには、高偏位ウーファーを駆動するための非常に大きなマグネットも搭載されています。
iFixitがHomePodの内部に手を出すのに苦労したことを考えると、Appleの修理プロセスは単に交換することなのかもしれません。保証外の修理費用が279ドル(新品価格349ドルの約80%)であることを考えると、妥当なようです。
HomePod の完全な分解は iFixit の Web サイトで確認できます。