macOSの機能の中で、ユーザーが素晴らしいと感じるか、あるいは不満に感じるかのどちらかであるのが、SafariとiTunesおよびApp Storeの連携です。デフォルトでは、ユーザーがiTunes Store、iOS App Store、またはMac App Storeのアイテムのウェブサイトにアクセスすると、Safariは自動的にiTunesまたはApp Storeアプリを起動し、対応するストアの場所へ移動します。

例えば、Googleで「Mac Geek Gab」を検索すると、Mac Geek Gab iOSアプリが検索結果に表示されます。Safariでそのリンクを開くと、iTunesが自動的に起動し、アプリのページに移動します。

この機能により、アプリ、曲、映画などをオンラインで簡単に見つけて、すぐにダウンロードまたは購入できるようになりますが、Safari ですべての操作を行い、明示的に指示されない限り iTunes や App Store を起動したくないユーザーもいます。

NoMoreiTunes拡張機能が救世主

ありがたいことに、  Mac Geek GabのリスナーであるWillさんが解決策を教えてくれました。NoMoreiTunesという無料のSafari拡張機能について教えてくれまし た。これは、オンラインストアのページにアクセスした際にiTunesやApp Storeアプリが自動的に起動するのを防ぐことができます。

NoMoreiTunes拡張機能を使用するには、拡張機能のウェブサイトにアクセスして最新バージョンをダウンロードするだけです。ダウンロード後、拡張機能ファイルをダブルクリックすると、Safariが拡張機能を検出してインストールします（インストール前に、Safariに拡張機能を「信頼する」ことを伝えてインストールを確認する必要があります）。

NoMoreiTunesをインストールすると、SafariでiTunesまたはApp Storeのページにアクセスするたびに、ウィンドウ上部に通知バーが表示され、この拡張機能によってiTunesまたはApp Storeアプリの起動がブロックされていることを知らせます。これらのアプリを実際に起動したい場合は、バーの右側にあるボタンをクリックしてください。

こうすることで、意図的か否かに関わらず、クリックしてもアプリが起動してMacの画面を占有してしまう心配がなくなり、安心してウェブを閲覧できます。もちろん、本当にそうさせたい場合を除いては。