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iPhone 5は発売開始から3日間で500万台以上を販売しましたが、これは金融アナリストの予想を下回りました。予想を下回る販売台数となったものの、Appleは昨年のiPhone 4S発売時よりも100万台多く販売しており、ウェルズ・ファーゴのアナリスト、メイナード・ウム氏は、同社が9月まで投資家を喜ばせる販売実績を計上する可能性があると予想しています。
iPhone 5の売上は投資家を心配させるべきではない
Appleは、発売初週末にiPhone 5が500万台以上を販売したと発表しました。これは、昨年10月に発売されたiPhone 4Sの400万台超というこれまでの記録を上回ります。しかし、Appleは「予約注文の大部分はすでにお客様に発送済みですが、多くは10月に発送予定」とも述べています」とUm氏は述べました。「これは、9月四半期のiPhone 5の総販売台数に関して懸念材料となるでしょう。私たちは、iPhone 5の総販売台数が1,000万台に達すると予想しています。」
1,000万台という予測は、先週発表された予約販売数を受けて、カナコード・ジェニュイティのマイケル・ウォークリー氏が示したものです。「記録的な予約注文数を踏まえると、Appleは9月29日、つまり2012年度末までに、当初の600万台という予測を上回る900万台から1,000万台のiPhone 5を出荷できると考えています」とウォークリー氏は述べています。
ウム氏は、今週金曜日に20カ国以上で発売されるiPhone 4Sの第2弾が、販売数を大きく押し上げるだろうと考えている。また、アップルは発売週末の売上高を過小評価している可能性もあると見ている。
「最初の3日間で600万台未満の販売台数(『500万台以上』の解釈)を想定するのは理にかなっているかもしれないが、アップルは過去にもその解釈において保守的だった」と同氏は語った。
同氏はさらに、1億台以上のデバイスがすでにiOS 6にアップデートされているというAppleの発表は、同社のiOSデバイスのエコシステムが強力で消費者に人気があるという考えを裏付けるものだと付け加えた。
ウム氏はアップル株を「アウトパフォーム」と評価し、目標株価は470ドルから760ドルとしている。アップル株は現在、9.74ドル(1.39%)安の690.35ドルで取引されている。