Bose が 119 店舗を閉鎖 - Apple Store にある同社の製品はどうなるのか?

Bose が 119 店舗を閉鎖 - Apple Store にある同社の製品はどうなるのか?

ボーズは今週初め、北米、ヨーロッパ、日本、オーストラリアの全店舗を閉鎖すると発表した。これらの市場ではオンライン販売のみとなり、数百人の従業員が解雇される。

ボーズストア
(画像提供:Jonathan Weiss / Shutterstock.com)

顧客ニーズに焦点を当てる

オーディオ製品メーカーのボーズは、119の直営店を閉鎖する。しかし、130店舗は営業を継続する。これらの店舗は、中華圏やアラブ首長国連邦などの地域に所在すると、ボーズの広報担当者はThe Vergeに語った。  ボーズのグローバルセールス担当副社長、コレット・バーク氏も次のようにコメントしている。

当初、当社の直営店は、CDとDVDをベースとしたマルチコンポーネントのホームエンターテイメントシステムを体験、テストし、ご相談いただける場を提供していました。当時は斬新なアイデアでしたが、私たちはお客様のニーズとニーズを的確に捉え、それをどこに提供するかを重視してきました。そして今も、同じ姿勢を貫いています。

Apple StoreのBose製品

興味深いのは、AppleがBose製品を自社の直営店で販売している点です。例えば、BoseのフラッグシップモデルであるQuietComfort 35ワイヤレスヘッドホンなどは、オンラインでも実店舗のApple Storeでも購入できます。

Bose Quiet Comfort を Apple Store で購入

「Appleでオンライン」と表示されているBose製品もいくつかあります。

問題は、この関係が今後どうなるかだ。Boseは、北米、ヨーロッパ、日本、オーストラリアにおける実店舗の確保をAppleに頼ることになるのだろうか?Bose製品が今後もApple Storeで販売されるだろうと推測するのは妥当だろうが、今後の動向は注目に値する。TMO両社に連絡を取り、この点について明確な回答を求めたが、本稿執筆時点ではどちらからも回答は得られていない。

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